武蔵の里にて
宮本武蔵....ご存じの方も多いと思う。
江戸時代初期に活躍した武芸家。二刀流の剣法で世に名を馳せ、有名な巌流島での佐々木小次郎の決闘が後世にまで語り継がれている。
あの宮本武蔵の出生地が岡山県の山中の小さな町にあるという。
関ヶ原の合戦にも参画し、さらにその後、東播磨の町割りにも力を尽くしたと言われるこの宮本武蔵。身近な地名と武蔵とのつながりを聞くだけで、なんとなく彼が身近な存在であるような気がしてくるから不思議。
ボクは、CBで岡山の小さな町を訪ねることにした。
岡山県大原町。因幡街道の宿場町として栄えたここは、先述したとおり宮本武蔵の出生地としても知られている。
本当にのどかで静かな町。へぇ?ここが剣豪宮本武蔵の生地?と疑いたくなるような、田舎町。街中をCBで走る。Bigバイクで走るのにもちょっと気が引けそうな町の佇まい。
そして、武蔵ゆかりの史跡もけっして派手な宣伝はされていない。ただ、静かに、そこにあるのが当たり前かのように、史跡が遺されている。派手な宣伝文句もない。目立つ看板もない。武蔵ゆかりのおせんべいとか饅頭とか、そんなわざとらしい土産物もない。でも、確かにしっとりと宮本武蔵がこの町の中に息づいている。町の人々が本当に武蔵を愛し、そしてその足跡を大切に語り継ごうとしているのがわかる。観光ネタなのに、観光ネタにしたくない....。そういう思いが伝わってくるのだ。
こういう町で、静かに歴史を学ぶのもいいなぁと心から思う。
帰りの時間が気にならない、ボクのCBの旅がまたここにひとつ....。
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